「DVDオペラ鑑賞会」最終回第50回は、イーグレひめじ 4階の会議室で13名の皆さんと鑑賞致しました。
演目はヴェルディ作曲の「椿姫」です。
ヴェルデイは初演を控え「売春婦 金権結婚 黄金万能の三悪に咲き乱れた当時のパリ(19世紀初期から中期)高級娼婦「ラ・トラビアータ 迷える女の意 椿姫」と一途な恋に生きようとしたアルフレード・ジェルモンの二人を通して、快楽と金権に遊び呆れるパリ社交界の紳士淑女に「真実の恋と愛」とは「真実に生きる」とは「モラル」とはを描こうとしたところにこの作品の主題が見とれる。
「椿姫」は 平成23年2月11日「DVDオペラ鑑賞会」第1回開催初演目であり、この作品がオペラとまったく縁のなかった人々をオペラの世界に興味を持ち今日迄続かせた大切な作品でした。
ヴィオレッタの純愛、淋しく田舎で静養する彼女とアルフレード・ジェルモンの激しく燃える恋、全幕を通じヴィオレッタのソプラノ アルフレード・ジェルモンのテノールが強く心に残る作品でした。
最後のやつれた顔のヴィオレッタ、「さよなら過ぎた日を。もうすべては終った」アルフレード・ジェルモンの胸の中で二人で歌う熱唱。幕が降りても何か呆然と暫らく時の経つのが分からない思いでした。
オペラ鑑賞会は今回で終了させて頂きます。
次回からは「名作洋画観賞会」をスタート致します。引き続き皆さんのご出席をお待ち致しております。
次回は8月5日「ローマの休日」を観賞します。主演はオードリ・ヘップバーン、グレゴリー・ペックです。このDVDも超一流品ばかりです。
会場はイーグレひめじ4階第二会議室で午後1時30分からです。
是非一度お越し下さい。
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